肺炎球菌ワクチン接種

肺炎による死亡率は年齢とともに上昇

肺炎の年齢別死亡率

高齢者(65歳以上)では、年齢とともに肺炎による死亡率が高くなっています。
また、慢性の心疾患、慢性の呼吸器疾患、腎不全、肝機能障害、糖尿病のある方は抵抗力が弱くなっており症状が重くなったり、急に進行する場合があるため治療が間に合わなくなることもあります

肺炎球菌ワクチンとは

肺炎の原因

日常生活での肺炎の約40%は肺炎球菌という細菌によるものです。肺炎の他にも髄膜炎や気管支炎などの疾患を起こします。
肺炎球菌の約80%はワクチンで予防ができます。通常1回の接種で約5年ほど効果が持続すると言われています

副反応

接種後、約1ヶ月すると免疫が獲得されます。接種後は注射部位の腫れ、痛み、軽い発熱が見られることがありますが3日ほどでおさまります。

接種が不適当な方

過去に肺炎球菌のワクチンを接種したことのある方。
2歳未満の方
免疫を抑える治療をされている方
明らかな発熱のある方
重い、急性の病気にかかっている方  など